
こんにちは、ぽんずです。
今回は『すぐに実践できるライトノベルの速読法』を紹介します。
もちろんライトノベルだけでなく、一般小説の速読にも当てはまりますよ!
まず、初めに私は約350ページのライトノベルを読みやすい作品なら1時間半、少し難しい作品なら3時間ほどかけて読んでいます。
これは結構速い方なのではないでしょうか。
私が考える作品の難易度イメージは以下のような感じです。
作品の難易度 | タイトル |
---|---|
易しい | 青ブタ、冴えカノ、チラムネ |
普通 | SAO、たんもし、ノゲノラ |
難しい | ヴァイオレット、86 |
少し話は変わりますが、まず初めに『ライトノベルを速く読めるようにする必要はあるのか』という話をします。
この記事を書いている身として言うのも変ですが、私は『ライトノベルを速く読めるようにする必要は全くない』と考えています。
速く読む必要がないのではなく、速く読めるようにする必要がないのです。
いつに間にか速く読めるようになっています。
すぐにでも速読法を知りたい!!という方は全然読み飛ばしてもOKです。
ラノベを速く読めるようにする必要はあるのか


何のためにライトノベルを速く読めるようにしたいのか。という問いに対して私が思いつく回答は以下の3つです。
- まとまった時間がなくてラノベが読めない
- さらに多くの作品が読みたい
- 時間がかかるとラノベを読むハードルが上がる



めちゃくちゃ共感できます。
しかし、速読を行うことで今まで当たり前のようにできていたことができなくなってしまう可能性があります。
例えば、速読をして以下のようなことが今まで通りできるのか考えてみてください。
- 内容をしっかり理解できるか
- 内容を覚えていられるか
- 作品を楽しめるか←大切
慣れていない速読をして作品を楽しめなくなったら本末転倒ですよね。
これを踏まえて、私が効果があると考える『速読法』を紹介していきます。
速読法+オススメ


私が効果があると思う「速読法」は以下の通りです。
- 語彙力を付ける
- あらすじ、口絵を読みこむ
- ラノベを知って展開や論理の把握を早くする
- 脳内で音読をしない
- アニメを見てから読む
しかし、なんと言っても大切なのは『たくさんラノベを読んで慣れる』ことです。
語彙力を付ける
そりゃ当たり前だと思うかもしれませんが、やっぱり語彙力を付けるのは難しいですよね。
私が普段何となく行っている語彙力の付け方を紹介します。
まず、私の中では語彙力を二つに分けることができます。
・言葉を知っていること
・状況に応じて知っている言葉を適切に使えること
ラノベを読む上では「言葉を知っていること」が最も大切です。
「状況に応じて知っている言葉を適切に使える力」を身につけることで物語の理解度は上がりますが、私は言葉の正しいイメージを持つことができていていたら十分にOKだと考えています。



文字として書かれていたら分かるけど、普段の生活では使わない言葉って沢山ありますよね。
言葉を知るには、知らない言葉や気になる言葉を調べるだけでいいんです。
今日から少しだけ言葉に注意を向けて生活してみてください。
ラノベはもちろん。周りの人の声。ニュースの音。好きな曲の歌詞。Twitter。様々なところに言葉はあります。
そして気になる言葉はメモして調べてみましょう。
今からでも簡単に語彙力を付けることができますよ。
身についた語彙力はラノベを読んでいるときだけではなく、生活していく上で必ずあなたの役に立ちます。



語彙力が身につく人と身につかない人の違いは、「言葉に対する意識の問題」だと考えています。
語彙力は今すぐに身につくものではないので、長い目で見ていきましょう。
あらすじ、口絵を読みこむ
私たちが読むのは物語の中の世界、私たちの常識は通用しません。
そのため、先にあらすじを読むことによって物語の概略を把握することができます。
これは後に紹介する「ラノベに慣れて展開や論理の把握を早くすること」にも繋がりますが、『この作品はこんな世界を描いている』という知識を先に得ておくことが大切です。
そして、その後に口絵を見ることでこの作品はどんな世界なのかを視覚的に把握し、どんな登場人物がいてどんな容姿をしているのか等を簡単に把握できるようになります。
いちいち見返すよりもしっかりと時間をかけて名前と顔やシーンを頭の中に入れておくことで、総合的に見ると前よりも速く読めるようになっているはずです。



「あれ、この人誰だっけ」となると、口絵で確認した後に前後の文章をもう一度読み直す必要がありますよね。
ラノベを知って展開や論理の把握を早くする
ライトノベルを読むのが速い人は「慣れることが大切」と良く言います。
慣れるって具体的にどういうこと?ということを例に則って考えていきましょう。
まずは先ほど説明した「現実とは違う世界を理解すること」が慣れることに繋がります。
そして、ライトノベルには一連の流れがあります。
大切な物を失う⇨特訓する⇨旅に出る⇨仲間できる⇨敵を倒して強くなる⇨ラスボス撃破
こういう流れを経験から蓄積していく(=知る)と物語が読みやすくなります。
これは意識せずにできることなので何となくで覚えておいてください。



慣れすぎると似たような作品ばかりで飽きてしまうんですけどね。。。
経験から立てた予想の斜め上をいく作品が「面白い」のだと考えています。
脳内で音読をしない
脳内で音読をすることは口に出して読むよりは断然速いですが、速読をしたいと考えている人には少し足りないと感じます。



脳内で音読しないって、そしたらどうやって読めばいいの?
極端ですが、こんな単語。
『りんご』
脳内で音読せずに、単語を見ただけでどんなものか分かりますよね。
これは本当に極端な例ですが、「文章を見たら脳内で情景をイメージできる」こういう力を身につけることを目指してほしいと考えています。



めちゃくちゃ難しいです。
これがライトノベルに慣れるということでもあります。
アニメを見てから読む
そもそも活字が苦手・・・という方も多いのではないでしょうか。
私も昔はそうでした。
羅列されている文字から情景が想像できないんですよね。



しかも、文字の列が近くて自分が今どこを読んでいるか分からなくなることが多かったです。
そんな方にオススメしたいのが「アニメを見てからラノベを読む」ことです。
アニメでは背景や表情が簡単に目から入ってきますし、登場人物の声があるのでラノベを読んだときにキャラを想像しやすくなります。
アニメを見てからラノベを読むということも速読をするための一つの手段です。
オススメ:ラノベを聴く


実は『本を耳で聴く』という手段があるんです。
例えば、料理中であったり筋トレ中であったり、どうしても手が離せないという時間がありますよね。
そんな時間に本を耳から聞くことによって多くの作品に触れることができるんです。
速読で時間を作るという考えも良いですが、逆に今まで使えなかった時間を有効に使うということも速読法と本質は変わらないのではないでしょうか。
こちらの記事で本を耳で聴く『audible』について紹介しています。


まとめ
本は自分が楽しめる速度で読むことが一番です。
↓自分の読書速度を測定できるサイトもあるのでぜひ試してみてください。
https://www.sokunousokudoku.net/hakarukun/
ちなみに私はこんな感じでした。


早いっちゃ早いけどそんなこともない感じですね笑
↓『やまさきりゅう』さんも速読についてお話ししているのでぜひご覧ください!