【よう実】アニメの続きは原作小説の何巻から？アニメとの違いはある？

今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』通称『よう実』のアニメ3.4期の続きは、原作小説(ラノベ)のどこからかを紹介します。

よう実は2024年10月現在、3期まで放送されているので期ごとの解説になります。

アニメと原作小説では内容にどういった違いがあるのかも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

⚠︎アニメ・ラノベのネタバレがあるので、まだ見てないよーという方はご注意ください。

『よう実』の原作小説(ラノベ)について

著者/イラスト	衣笠彰梧/トモセシュンサク
刊行数	1年生編：11巻 2年生編：12巻 番外編(〇.5巻)：3巻

本作品の本編は〇年生編と学年ごとに区切られているのが特徴です。

そのため、1年生編11巻の続きは12巻ではなく、2年生編1巻というように記載されるのでお間違えの無いようにお願いします。

また、番外編は今のところ1年生編4.5巻、7.5巻、11.5巻の三冊があります。

完結してるの？

2024年10月現在、完結していません。

こちらが「よう実」公式アカウントによる最新刊のツイートです。

https://twitter.com/youkosozitsu/status/1815945003719614882

全体的なアニメとの違いは？

もう別物なんじゃないか。というほど違いがあります。

クラスの人数から試験の内容までここは変えちゃダメだろ…という箇所まで変わっています。

と言いつつも私はアニメを見てから原作小説を購入しているので、面白いことは間違いないです。

のちに期ごとに違いを紹介するのですが、今回は細かい箇所を(多すぎるので)省いて大雑把にいきたいと思います。

『よう実』1期の続き：4巻から

よう実1期は全12話で構成され、2017年7月~9月にかけて放送されました。

また、原作小説とアニメの内容を比較すると以下のようになります。

ライトノベル	アニメ1期(話)
1年生編 1巻	1~3
1年生編 2巻	4~6
1年生編4.5巻	7
1年生編4巻	8
1年生編 3巻	8~12

よって、アニメ1期の続きから読みたい方は『原作小説(ラノベ)の4巻の初め』から読み始めましょう。

ただし時系列の違いがあるので、初めから読むと見たことあるシーンが出てくると思います。

原作小説の方が時系列は正しいので個人的には読み直すことをオススメしています。

アニメ1期と原作小説の違いは？

一言でまとめると「設定自体の変更あり、他キャラとの交流シーン減」です。

☑原作では1クラス40人の設定だが、アニメでは25人しかいない。

☑綾小路の性格が原作より人間味の少ないように感じる。

☑主に友人関係を育むシーンがカットされるので、「この人とこんな関係だった？」と違和感を感じることが多い。(特に一之瀬)

☑(六話)偽の監視カメラで訴えを取り下げさせるシーン。
原作では一之瀬も同行しており、綾小路と堀北だけではハッタリとばれる恐れもあるため発言に重みを持たせている。

☑(七話)番外編の4.5巻のイベントが2巻の後に入ってきたため、内容/展開ともに都合よく変更されていてもはやアニオリ。(軽井沢の役目が堀北にすり替わってる)

☑無人島試験で山内が堀北に泥をかけた理由が明確になっていない。

『よう実』2期の続き：8巻から

よう実2期は全13話で構成され、2022年7月~9月にかけて放送されました。

また、原作小説とアニメの内容を比較すると以下のようになります。

ライトノベル	アニメ2期(話)
1年生編 4巻	1~3
1年生編 5巻	4~6,13
1年生編 6巻	7~10
1年生編 7巻	10~13
1年生編 7.5巻	13

よって、アニメ2期の続きから読みたい方は『原作小説(ラノベ)の8巻の初め』から読み始めましょう。

アニメ2期と原作小説の違いは？

一言でまとめると「シーンの省略が多いが一期よりは変更少ない」です。

☑1巻を3話でまとめることを優先する節がある。

☑一期で一クラスの人数を25人にした結果、原作の干支試験(12グループ)では人数が足りないため太陽系惑星(8グループ)に準えた試験になった。
⇒試験の内容的には変更はない。

☑(3話)真鍋達Cクラスの4人が綾小路にチャットで呼び出された経緯がものすごく省かれている。

☑体育祭のそれぞれの種目が省略されすぎていて、体育祭の全体の動きが全く分からない。
⇒省略しないと尺的に厳しいとは感じた。

☑リレーの描写が残念すぎる。(個人の感想です。)

☑(11話)龍園が軽井沢を呼び出したのは原作小説では屋上。
⇒これは屋上だと一目につく可能性あり＋声でバレるため正解な気がする。

『よう実』3期の続き：2年生編1巻の初めから

よう実3期は全13話で構成され、2024年1月~3月にかけて放送されました。

また、原作小説とアニメの内容を比較すると以下のようになります。

ライトノベル	アニメ3期(話)
1年生編 8巻	1~2,4
1年生編 9巻	3~5
1年生編 10巻	6~9
1年生編 11巻	10~11
1年生編 11.5巻	12

よって、アニメ3期の続きから読みたい方は『原作小説(ラノベ)の2年生編1巻の初め』から読み始めましょう。

アニメ3期と原作小説の違いは？

一言でまとめると「省略されすぎてて物語の表面を掬っただけに感じる」です。

☑林間学校の試験ではグループを各クラスの話し合いで決めるが、話し合いの描写が全くなく駆け引きが皆無。試験内容も薄い。

☑全体的に南雲の出番が少ない。

☑男子風呂のギャグ会がない(超面白い)。
⇒これは必見。

☑(5話)櫛田との取引シーンの駆け引きがなく、結果のみを簡単に放送されている。
⇒必要なシーンだったと感じる。

☑(8,9話)クラス内投票試験の大きな違い
・堀北(鈴)が櫛田と山内(坂柳)の関係を知るきっかけがない
・龍園が助かり真鍋が退学になった理由がない
・他クラスの動向が分かりにくい

☑(10,11話)選抜種目試験の大きな違い
・種目を決定する前の駆け引きが全くない
・他2クラスの具体的な結果がない

『よう実』4期の放送は？

よう実の4期の制作が2024年9月1日に決定しています。

https://twitter.com/youkosozitsu/status/1830108324500816270

現在、放送日は未定です。

また、1~3期の進行度合い・内容から鑑みるとアニメ4期は2年生編4巻までの放送と考えられます。

まとめ

アニメの続きは原作小説で以下の巻からになります。

アニメと原作で多くの違いがあるので個人的には一巻から読んでもらいたいですが、途中からでも問題はないと感じます。

しかし、番外編の三冊は半分以上がアニメで語られていないので要チェックです。