
こんにちは、ぽんずです。
今回は『楽しんで勉強できるオススメの漫画+ライトノベル5選』を紹介します。
楽しんで勉強できる本って?
楽しんで勉強できるオススメの本って何?
私の中では以下のような点が最低でも一つ含まれている漫画のことだと考えています。
- 漫画中に数式が出てくる
- 理系科目の知識を使用したギャグ
- 理系の知識があればさらに作品が面白くなる
- 面白い+現実での勉強に役立つ
ではこの4点をふまえてさっそく紹介していきます。
チ。-地球の運動について-


- 天文学が好き
- 歴史が好き
- 汚い歴史を受け入れることができる人
あらすじ
舞台は15世紀のヨーロッパ 異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。
主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――命を捨てても曲げられない信念があるか?
世界を敵に回しても貫きたい美学はある
アツい人間を描かせたら敵ナシの『ひゃくえむ。』魚豊が描く、歴史上最もアツい人々の物語!!
『https://bigcomicbros.net/comics/36515/』
ページを捲るたび血が沸き立つのを感じるはず。面白い漫画を読む喜びに打ち震えろ!
紹介
『チ。-地球の運動について-』は原作、作画:魚豊先生による作品。
『マンガ大賞2021』で2位、『次にくるマンガ大賞』では10位にランクインした作品です。
全5巻(2021年10月現在)で累計発行部数が100万部を突破しています。
ちなみにまだアニメ化の予定はありません。
めちゃくちゃ期待してるので公式からの情報待ってます。
↓『チ。-地球の運動について-』スピリッツ公式サイト
https://bigcomicbros.net/work/35171/
この作品の魅力
この作品の魅力的なところは『命をかけてでも譲れないものがある人のかっこよさ』、名前は違えど『現実にも同じようなことをした人がいたという感動』です。


現代では「太陽が宇宙の中心であり、地球と惑星がその周りを回転する」という地動説が一般的な考えですが、15世紀の中世ヨーロッパでは「人間が住んでいる地球こそが宇宙の中心であり、太陽と惑星がその周りを回転する」という天動説が一般的な考えでした。
つまり、天動説は地球が自身が回っているのではなくて宇宙が回っているのだということですね。
私たちも外に出て空を見上げると確かに宇宙が回っているように見えます。
もちろん見方によっては地球が回っているようにも見えるのですが、私たち自身に回っているという感覚がないために天動説を信じてしまうのは必然であるように思えます。
しかし、天動説では辻褄が合わないと考える人も少なからずいたようです。
当時はキリスト教の考えに反すると異教徒として即処刑されるような時代であったので地動説を発表するのは愚か、考えることすら制限されていました。
『チ。-地球の運動について-』という作品はそんな時代の中でも『地動説』を信じ、自分の中の美学を貫き通した人たちが繋ぐ物語です。
もちろんその物語を紡ぐ中で失われた命は多くあります。
しかし、思いは失われませんでした。
どんなに酷い拷問をされても耐え抜き、次の人へ託すことができる強さに魅力を感じます。
あなたにも命をかけてでも譲れないことはありますか?
Dr .STONE


- 化学(科学)、物理が好き
- 頭脳戦が好き
- 物を作ることが好き
あらすじ
一瞬にして世界中すべての人間が石と化す、謎の現象に巻き込まれた高校生の大樹。
数千年後――。
目覚めた大樹とその友・千空はゼロから文明を作ることを決意する!!
空前絶後のSFサバイバル冒険譚、開幕!!
https://www.shonenjump.com/j/rensai/list/drstone_3.html
紹介
『D r .STONE』は原作:稲垣理一郎先生、作画:Boichi先生による作品。
『次にくるマンガ大賞2018』で2位、『このマンガがすごい!2018』受賞 etc…他にも様々な賞を受賞しています。
全22巻(2021年10月現在)で累計発行部数は1000万部を突破しています。
アニメ化されているのでアニメの方もぜひ。
↓『Dr.STONE』公式サイト
この作品の魅力
この作品の魅力は何と言ってもゼロから物を作り出すことです。
小学生の頃、そこら辺にあるものをかき集めて秘密基地作りとかしませんでしたか?
クソ楽しかったですよね笑
D r .STONEはそんな少年心を燻る作品となっています。


制限された環境の中で物を作り出すのは楽しいですよね。
何もないところから文明を再度作り始めるので、そういうところに面白さを感じたりします。
主人公、石神千空は私たちが普段何気なく使用している製品を科学の知識を活用して作り出します。
科学に詳しいと言っても制作過程を知っているだけで実際に作っているものは少なく、何度も試行錯誤を繰り返してやっと完成します。
例えばそれは電話だったり、フラスコだったり、コカ・コーラであったり。
普通作ろうとは思いませんよね。
しかし、私たちが聞いたことがある、または身の回りにあるような材料を使って物を作り出してしまうのが石神千空です。
そこに憧れを感じます。
理科、化学(科学)が苦手な人は見たこともないような物質について勉強して何になるの?と考えてしまう人も多いでしょう。
私もその一人です。
しかし『Dr.STONE』では
勉強したことがそのまま実用できる物になることが面白い
『Dr.STONE』を読むことが勉強したことを試す一つの実験になるんです。
中学の理科、高校の化学を履修していれば原材料の知識も身についているはずなので『Dr.STONE』をさらに楽しめます。(もちろん履修していなくても全然OKです)
はたらく細胞


- 生物が好き
- 生物の勉強がしたい
- 血小板ちゃんに癒されたい
あらすじ
人間1人あたりの細胞の数、およそ60兆個!そこには細胞の数だけ仕事(ドラマ)がある!
ウイルスや細菌が体内に侵入した時、アレルギー反応が起こった時、ケガをした時などなど、白血球と赤血球を中心とした体内細胞の人知れぬ活躍を描いた「細胞擬人化漫画」の話題作、ついに登場!!肺炎球菌! スギ花粉症! インフルエンザ! すり傷!
次々とこの世界(体)を襲う脅威。その時、体の中ではどんな攻防が繰り広げられているのか!?
白血球、赤血球、血小板、B細胞、T細胞…etc.彼らは働く、24時間365日休みなく!連載初回から大反響を呼んだ「細胞擬人化漫画」、待望の第1巻登場!
『https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000045249』
紹介
『はたらく細胞』は『第27回少年シリウス新人賞』大賞、『全国書店員が選んだおすすめコミック2016』2位にランクインしています。
全6巻(完結済)で450万部を突破しています。
一時期、YoutubeやTikTokで血小板ちゃんの「あのね!あのね!」ってやつが流行りましたね。


癒されます。。。
↓『はたらく細胞』公式サイト
この作品の魅力
理系にオススメの漫画と言ったら「はたらく細胞」という感じがしますよね笑
この作品の魅力は『体の中で起きているという身近なことだから共感できて面白い』ことです。
はたらく細胞は私たちが普段生活している中で小さすぎて目には見えない赤血球や血小板をキャラクターに見たててストーリーが進んでいきます。
すり傷という小さな怪我からガンという大きな病気まで様々な怪我、病気が体の中でどのように起こっているのかを分かりやすく描かれています。
何よりキャラクターが可愛いくて見ていたくなるんですよね。


はたらく細胞は生物の勉強にとても役立つ。
私が高校生の時に生物の授業で資料としてはたらく細胞の漫画が配布されました。
授業を聞かないで漫画を漫画をじーーっと見つめていたことを覚えています笑笑
好きな漫画で勉強できることほど楽しい勉強はないですよね。
生物を勉強している人もそうでない人にもオススメできる作品です。


理系が恋に落ちたので証明してみた。


- 数学が好き
- 理系(あほ)のラブコメが見たい
- 焦ったい恋にイラッとしたい
あらすじ
研究に情熱をそそぐ、理系女子と理系男子がもし恋に落ちたら?
彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は雪村心夜に告白する。当然その「好き」に理論的根拠なんてない!
しかし、理工学専攻として、「理論的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」 その信念をもとに、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める!?デート実験、好きの構成要素の解明、心拍数計測実験、ムード値の計測……。
個性的過ぎる愛すべき理系たちが「恋」を理論的に証明する笑いありキュンキュンありの理系ラブコメディ!
『https://comic.pixiv.net/works/2896』
紹介
『理系が恋に落ちたので証明してみた。』はWEB漫画掲載サイト『COMICメテオ』で読み切りが掲載された、互いに好意を抱いている主人公2人が、恋愛感情とは何かを理論的に解き明かそうとするラブコメディ作品です。
全10巻(2021年10月現在)で累計発行部数100万部を突破しています。
アニメ化もされていますよ!
↓『理系が恋に落ちたので証明してみた。』公式サイト
この作品の魅力
もう漫画のタイトルに理系って入ってますもんね。
これは紹介するしかないですよ!
この作品の魅力は『頭は良いけどアホしかいない』ところです。
恋愛感情は実体がないため、どうにかして目に見えるような数値のサンプルを取り、証明をしようとする頭の良い人たち(あほ)がいます。
この人たちは数字しか信じないんです笑


まぁ理系だから仕方ないのか??
私たち理系が普段使っている用語も多数出てくるので非常に親近感が湧きます。
(帰無仮説やフェルマーの最終定理とか聞いたことある人多いのではないでしょうか)
そういうところもこの作品の魅力です。
お互いに好き言うとるやん!!って突っ込みたくなりますが、焦ったい恋の様子を見届けるのが私たち読者の使命です。
そこは我慢して作品を楽しみましょう笑
青春ブタ野郎シリーズ


- ラブコメが読みたい
- ライトノベル初心者
- 量子力学を知っているとさらに面白い(分からなくても全然OK)
こちらはライトノベルの作品です。
コミカライズもされているみたいですが、私は漫画の方を読んだことがないのでライトノベルの紹介をした記事を載せさせていただきます。
量子力学とかシュレディンガーを知っているとさらに物語を楽しむことができますよ!
↓こちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。


まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は以下の5作品について紹介しました。
- チ。-地球の運動について-
- Dr.STONE
- はたらく細胞
- 理系が恋に落ちたので証明してみた。
- 青春ブタ野郎シリーズ
どれもオススメの作品となっているのでぜひ読んでみてください。